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令和4年度 2022年度 皮膚科専門医試験 解答解説 問題 58

問題

問題 58
 線虫の寄生によって引き起こされる感染症に対する新たな治療法に関する発見で、2015 年にノーベル生理学・医学賞を受賞した大村智先生が開発に関与した薬剤の皮膚科領域での適用疾患は何か。
1. 酒さ
2. 乾癬
3. 疥癬
4. 尋常性ざ瘡
5. アトピー性皮膚炎

解答

問題 58
 線虫の寄生によって引き起こされる感染症に対する新たな治療法に関する発見で、2015 年にノーベル生理学・医学賞を受賞した大村智先生が開発に関与した薬剤の皮膚科領域での適用疾患は何か。
1. 酒さ
2. 乾癬
3. 疥癬
土壌に生息する放線菌が生成する物質を元に現在も使用されるイベルメクチンが開発された
4. 尋常性ざ瘡
5. アトピー性皮膚

ノーベル賞受賞者については定期的に出題される。

1949湯川秀樹物理中間子存在の予想
1965朝永振一郎物理量子電気力学分野での基礎的研究
1968川端康成文学『伊豆の踊子』『雪国』など
1973江崎玲於奈物理半導体におけるトンネル効果
1974佐藤栄作平和非核三原則の提唱
1981福井謙一化学化学反応過程の理論的研究
1987利根川進医学生理学多様な抗体を生成する遺伝的原理の解明
1994大江健三郎文学『個人的な体験』『万延元年のフットボール』など
2000白川英樹化学導電性高分子の発見
2001野依良治化学キラル触媒による不斉反応
2002田中耕一化学生体高分子の同定および構造解析のための手法の開発
2002小柴昌俊物理宇宙ニュートリノの検出
2008小林誠
益川敏英
物理小林・益川理論とCP対称性の破れの起源の発見
下村脩化学緑色蛍光タンパク質 (GFP) の発見
2010根岸英一
鈴木章
化学クロスカップリングの開発
2012山中伸弥医学生理学様々な細胞に成長できる能力を持つiPS細胞の作製
2014赤﨑勇
天野浩
物理青色発光ダイオードの発明
2015梶田隆章物理ニュートリノが質量を持つことを示すニュートリノ振動の発見
大村智医学生理学線虫の寄生によって引き起こされる感染症に対する新たな治療法
2016大隅良典医学生理学オートファジーの仕組みの解明
2018本庶佑医学生理学免疫チェックポイント阻害因子の発見
2019吉野彰化学リチウムイオン二次電池の開発
日本のノーベル賞受賞者、受賞時外国籍の人は除く

参考

日本人のノーベル賞受賞者

リンク

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