問題
問題 82
掌蹠膿疱症について正しいのはどれか。3 つ選べ。
1. 男性に多い。
2. IL-23 が病態に関与する。
3. 胸痛などの関節症状を生じることがある。
4. 手掌、足底以外には皮膚病変を生じない。
5. 細菌感染(齲歯、歯周病、扁桃炎)などが原因となる。
解答
問題 82
掌蹠膿疱症について正しいのはどれか。3 つ選べ。
1. 男性に多い。
男女比 1:1.1くらいでわずかに女性に多い。一般的に中年の喫煙女性に多い。
2. IL-23 が病態に関与する。
PPP患者では,血清および皮疹において IL-23,IL-17,TNFなどの炎症性サイトカインの産生亢進が認められている
3. 胸痛などの関節症状を生じることがある。
掌蹠膿疱症の約10%で胸鎖関節炎や、腰、首の関節や骨に炎症がああり痛むことがある。骨シンチやMRIで診断したりする。
4. 手掌、足底以外には皮膚病変を生じない。
海外では掌蹠外病変を乾癬として、掌蹠の病変をPPPとして区別する場合もある。しかしながら掌蹠外病変の病理は微小膿瘍などは目立たず、乾癬としてもやや非典型になることが多い。日本ではPPPが主病変で類似の反応が掌蹠を超えて起こりうるという認識でよい。
5. 細菌感染(齲歯、歯周病、扁桃炎)などが原因となる。
病巣扁桃,歯性病巣,慢性副鼻腔炎など,無症状の病巣が発症に関係していることが多い。日本では約80%の症例で病巣感染が見つかる。病巣で多いのは歯>扁桃>副鼻腔炎>上咽頭炎の順。
掌蹠膿疱症について
手掌と足底に無菌性の膿疱を中心とした病変を形成する疾患
男女比:やや女性に多い、特に中年女性の喫煙者に多い
病理で異汗性湿疹と区別が難しいが、PPPでは水疱内が単核球で、異汗性湿疹では角化細胞が含まれているので、その点で鑑別可能。そのため生検するときは膿疱よりも水疱を生検したほうが所見が得やすい。一般的には表皮内のsponsiosisがなく、辺縁にmicroabscessがあるとPPPと判断することが多いと思います
PAO (pustulotic arthro-osteitis) 掌蹠膿疱症性骨関節炎
胸鎖関節,胸肋関節等,胸骨を含む部位が最も頻度が高いが,体軸関節(頸椎,胸椎,腰椎,仙腸関節,股関節)や肩関節,末梢関節も侵すことがある
SAPOH症候群と定義をどう分けるかがい難しい
参考
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