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令和4年度 2022年度 皮膚科専門医試験 解答解説 問題 63

問題

問題 63
 次にあげる色素脱失症と症状の組み合わせで誤っているものはどれか。
1. まだら症:white forelock
2. 分節型尋常性白斑:単神経炎
3. Vogt―小柳―原田病:ぶどう膜炎
4. Chediak-Higashi 症候群:好中球機能不全
5. Hermansky-Pudlak 症候群:肉芽腫性大腸炎

解答

問題 63
 次にあげる色素脱失症と症状の組み合わせで誤っているものはどれか。
1. まだら症:white forelock
前頭部から前額部にかけて,三角形〜菱形の白毛および白斑。90%の症例で認める。
2. 分節型尋常性白斑:単神経炎
尋常性白斑は色が白いのが主症状。白斑+神経炎=ハンセン病のことを言いたいのだと思いました

3. Vogt―小柳―原田病:ぶどう膜炎
国試レベルでぶどう膜炎をきたす疾患は、サルコイドーシス、ベーチェット病、原田病、と覚えていました。
4. Chediak-Higashi 症候群:好中球機能不全
好中球性の免疫不全により細菌感染にかかりやすい。予後に影響するのは血球貪食症候群
5. Hermansky-Pudlak 症候群:肉芽腫性大腸炎
出血傾向、肺線維症、肉芽腫性大腸炎など

参考

尋常性白斑診療ガイドライン

あたらしい皮膚科学

リンク

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