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令和4年度 2022年度 皮膚科専門医試験 解答解説 問題43

問題

問題 43
 「温感と触覚の受容体の発見」で 2021 年にノーベル生理医学賞を受賞した研究者は誰か。
2 人選べ。
1. 真鍋淑郎
2. Benjamin List
3. David Jay Julius
4. David Edward Card
5. Ardem Patapoutian

解答

問題 43
 「温感と触覚の受容体の発見」で 2021 年にノーベル生理医学賞を受賞した研究者は誰か。
2 人選べ。
1. 真鍋淑郎
2021年ノーベル物理学賞を受賞。地球の気候をコンピュータを用いてシミュレーションし、再現する方法を開発した。彼の作ったモデルがIPCC(気候変動に関する政府間パネル)の温暖化予測に現在も使用されている
2. Benjamin List
2021年ノーベル化学賞をデビット・マクミランとともに受賞。不斉有機触媒の開発について。従来触媒は金属触媒がメインであったが、金属化合物を廃棄するにあたり環境に問題があったが、有機触媒を用いることで地球にやさしい触媒の開発に尽力した。
3. David Jay Julius
温度、痛みを検知するTRPV1を特定
4. David Edward Card
2021年ノーベル経済学賞受賞。。自然実験という手法に基づき最低賃金の雇用に対する因果関係を推定したところ、”最低賃金の引き上げは雇用に影響を与えない”という結論であった。
5. Ardem Patapoutian
触覚や生体内で生じた刺激を感知するPIEZO2を特定した

参考

不斉有機触媒の開発と展開

ノーベル経済学賞に米3氏 「自然実験」で因果関係推定

ノーベル医学生理学賞2021〜温度と触覚の受容体の発見〜

リンク

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