皮膚科専門医試験問題と解答解説 2021年度 問題76

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問題

問題 76．先天性皮膚欠損症について誤っているのはどれか．
1． 頭部が好発部位である．
2． 欠損は深くても真皮までである．
3． 皮膚付属器の欠損を伴うことが多い．
4． 表皮水疱症との鑑別を要する．
5． 欠損部は胎内で上皮化していることが多い．

解答と解説

問題 76．先天性皮膚欠損症について誤っているのはどれか．
1． 頭部が好発部位である．
70%程度が頭部に発生、特に矢状縫合線の近傍に多く出現する
2． 欠損は深くても真皮までである．
出生時に，表皮，真皮，皮下組織，ときには筋肉や骨の欠損もあるため、骨が欠損しているときに何も知らずに生検するとちょっと危ない
3． 皮膚付属器の欠損を伴うことが多い．
皮膚の構成成分が欠損するので、組織学的に付属器が欠損していることは共通の所見
4． 表皮水疱症との鑑別を要する．
一部の出生時に皮膚欠損が見られる場合がある
5． 欠損部は胎内で上皮化していることが多い．
出生時にはすでに上皮化していることもある

その他

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