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皮膚科専門医試験問題と解答解説 2021年度 問題52

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問題

問題 52.DPP-4 阻害剤関連類天疱瘡について正しいのはどれか.
1. 臨床的に浮腫性紅斑が多い.
2. 抗 BP180 NC16a 抗体の抗体価が高値のことが多い.
3. 内服開始から発症までの期間は 7~10 日が多い.
4. 水疱辺縁部の真皮上層に浸潤する好酸球が多い.
5. 特定の HLA(Human Leukocyte Antigen)を有する人に多い.

解答と解説

問題 52.DPP-4 阻害剤関連類天疱瘡について正しいのはどれか.
1. 臨床的に浮腫性紅斑が多い.
Ujiie らは70%の症例がと紅斑に乏しい非炎症型とした
2. 抗 BP180 NC16a 抗体の抗体価が高値のことが多い.

15.4~42.9 % の 症 例 で 抗BP180NC16a 抗体が陰性であったが、全長 BP180ELISAは全例で陽性。

DPP-4 阻害薬関連水疱性類天疱瘡では抗 BP230抗体の陽性率は低いとされる
3. 内服開始から発症までの期間は 7~10 日が多い.

ばらつきはあるが数ヶ月内服して発症することが多い。
4. 水疱辺縁部の真皮上層に浸潤する好酸球が多い.
表皮化水疱を呈するが好酸球浸潤は乏しい
5. 特定の HLA(Human Leukocyte Antigen)を有する人に多い.
HLA-DQB1*03:01 を保有する人は,保有しない人に比べて DPP-4 阻害薬の服. 用時に水疱性類天疱瘡を発症するリスクが高い

類天疱瘡のガイドラインが出たころからDPP4阻害薬によるBP発症例が多く報告され、これに関する追加のガイドラインが出された。

特にビルダグリプチン,リナグリプチン,サキサグリプチン,シタグリプチンが類天疱瘡と関連している

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