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皮膚科専門医試験問題と解答解説 2021年度 問題32

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問題

問題 32.以下に挙げた爪白癬の治療法の中で,最も薬価が安いのはどれか.なお,後発品が存在する薬剤についても先発品を処方した場合とする.
1. ネイリンⓇカプセル 100 mg/日の連日内服を12 週間
2. ラミシールⓇ錠 125 mg/日の連日内服を 6 か月間
3. イトリゾールⓇカプセル 400 mg/日のパルス療法を 3 クール
4. ルコナックⓇ爪外用液を 1 か月に 1 本使用を 1年間
5. クレナフィンⓇ爪外用液を 1 か月に 1 本使用を1 年間

解答と解説

問題 32.以下に挙げた爪白癬の治療法の中で,最も薬価が安いのはどれか. なお,後発品が存在する薬剤についても先発品を処方した場合とする.
1. ネイリンⓇカプセル 100 mg/日の連日内服を12 週間

817円/100mgx84日x0.3 割負担=20,588.4円の自己負担
2. ラミシールⓇ錠 125 mg/日の連日内服を 6 か月間

95.2円/125mg x180日x0.3 割負担=5140.8円の自己負担
3. イトリゾールⓇカプセル 400 mg/x2のパルス療法を 3 クール

1クールは1週内服3週休みになる。
198.2円/100mg x4錠x7日x3クールx0.3 割負担=4,994.64円の自己負担

4. ルコナックⓇ爪外用液を 1 か月に 1 本使用を 1年間
1本5000円x12ヶ月x0.3 割負担=18000円の自己負担
5. クレナフィンⓇ爪外用液を 1 か月に 1 本使用を1 年間

1475.8円/gで3,5g入なので
1475.8円/g x3.5g x 12 ヶ月0.3 割負担=18,595.08円の自己負担

ラミシールとイトリが5000円くらいの自己負担、トータルだとイトリゾールのほうがちょっと安い

ネイリン、ルコナック、クレナフィンが20000円くらいの自己負担と覚えておく。

ルコナックのほうが少しだけ安いので外用希望の人はよくルクナックを処方していました

参考

それぞれのサイトを参照

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