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皮膚科専門医試験問題と解答解説 2021年度 問題13

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問題

問題13.図2 は,ほぼ全身に肥厚した角層がみられる患者の病理組織像である.診断名はどれか.
1. 葉状魚鱗癬
2. 尋常性魚鱗癬
3. 道化師様魚鱗癬
4. 表皮融解性魚鱗癬
5. X 連鎖性劣性魚鱗癬

解答と解説

問題13.図2 は,ほぼ全身に肥厚した角層がみられる患者の病理組織像である.診断名はどれか.
1. 葉状魚鱗癬
TGM1などの変異
2. 尋常性魚鱗癬
フィラグリン遺伝子
3. 道化師様魚鱗癬
ABCA12の変異による
4. 表皮融解性魚鱗癬
K1, K10の変異により顆粒変性がみられる

5. X 連鎖性劣性魚鱗癬
ステロイドサルファターゼにより角質の脱落がなくなる

見た瞬間に顆粒変性があると判断できるようにする
また遺伝性角化症は原因遺伝子を抑えるが、たくさんあるので、自分は直前に詰め込んでました。
細かいのであたらしい皮膚科学の知識があればOK
顆粒変性がみられる疾患はK1,K9,K10の変異で正常なケラチンが形成されないことによる(問題11)ため、表皮母斑やVorner型掌蹠角化症などをおさえておく

参考

あたらしい皮膚科学第3版

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